会社員や公務員の事務仕事で欠かせないのが印鑑ですよね。
単なる職場内での情報共有のための回覧から、稟議や決裁など重要な文書まで印鑑を使うシーンは多くあります。
いろんな人の印鑑を見ていると、会社員や公務員はどんな印鑑を使うべきか気になりませんか?
私は回覧や通知文書など簡単な文書と決裁文書とで印鑑を使い分けていました。
印鑑は仕事で良く使うものだから良い道具を使いたいものですよね。
ここでは、会社員や公務員が使う最適な承認印についてお伝えしていきます。
会社員や公務員が印鑑を使う目的
職場で印鑑を使うシーンといえば、実社会で認印を使うときとそれほど変わりません。
認印とは、一般的に申し込みや受領、承認印として用いられることがほとんどですね。
契約などにも有効なものです。
つまり、あなたの意志を示すために必要なものです。
会社員や公務員の方なら次の2つの文書に使用することが多いはずですね。
【目的①】情報共有のための回覧の確認
内部組織や関連組織からの連絡だったり、課内で周知しておきたい事実を回覧するための通知文書などです。
公務員の方であれば、国や都道府県、関連省庁からの通知などが回ってくることがとても多いですよね。
このときには、この文書を確認しましたよという意味合いで印鑑を使います。
【目的②】決裁文書の起案の承認
組織で仕事をしている以上、上司に決裁を仰がなければならないことがあります。
また、あなたが上司であれば部下からのお伺いに対して承認するか否かを判断しなければなりません。
つまり、あなたが決裁を仰ぐ立場であれ、承認する立場であれ、回覧文書などよりもずっと重みのある印鑑ということになります。
会社員・公務員が決裁に使うおすすめの承認印
特に、公務員の方なら印鑑はなくてはならない存在で、その重みについても責任を持たなければなりません。
仕事で使う印鑑は、あなたの仕事へのプライドだったり、思い入れなどを表せるような、こだわりを持ちたいですよね。
実印登録なども実務でしていた関係で「印鑑ネット通販のすすめ」というサイトを作ってみました。
よろしければ見てやってください。
読みやすい書体がおすすめ

転載元:ハンコヤドットコム
職場で使う印鑑には、あなたが確認したということやお伺いを立てるときに使用することはお伝えしました。
そんなとき、字が読めない印鑑では周りの人が困ってしまうこともあります。
他にも、比較的上席の方にいらっしゃる印象ですが、必要以上に複雑な書体を使うことで重みを出そうとする人もいますが、逆効果にしかなりません。
あくまでも誰が確認したり承認したのかがわかることが重要なのです。
上図はハンコヤドットコムさんでラインナップされている書体ですが、20代30代の人ならば「古印体」「隷書体」が断然おすすめです。
まだ、役職のない立場の人ならば、その他の人と同じ場所に印鑑を押すことになるので、誰の印鑑かわからない場合があるからです。
その点、管理職などには印鑑を押す場所が用意されているので、印鑑の書体が読めなくても誰の印鑑なのかわかりますよね。
大きすぎる印鑑は嫌われる
印鑑のサイズにも注意が必要で、時に大きすぎる印鑑は横柄に見られてしまうことがあります。
周りの印鑑と比べて異様に大きな印鑑を使っている管理職の人。
読みやすい書体で少しばかり大きめの印鑑の管理職の方がスマートに感じてしまうんですよね。
何度も言いますが、職場では承認することがほどんどの用途ですから、横柄に見せる必要はありません。
とはいえ、部下のお伺いに対して上司として承認するわけですから、あまりにも小さい印鑑では威厳に欠けるというのも事実です。
銀行印:12mm~15mm
実印:13.5mm~18mm
若い職員の方なら12mm程度のものが自然な大きさで、管理職の方など威厳の必要な立場の方でも15mm以内の大きさが嫌味なく使えておすすめです。
管理しやすい素材がおすすめ
職場で使う印鑑は使用頻度が高く、どうしても手荒に使ってしまうことがあるからです。
簡単に割れてしまう素材はもちろん、朱肉やホコリが詰まって掃除しにくいものでは困ります。
木製や動物系のもの、琥珀などは水分に弱く、デスクに入れっぱなしの状態では劣化してしまう可能性があるため、おすすめはしません。
どうしても気に入った素材というのなら、印鑑が劣化しる可能性があることを承知のうえ使うようにしましょう。
・掃除などメンテナンス性が高い
よくある印鑑と違うものを使うことによって、ひとつ話題が増えるかもしれませんね。
チタン系

転載元:はんこプレミアム
チタンは金属の中でも最強と言われる素材で、一昔前までは硬すぎて印鑑への加工が難しいとされてきました。
今では印鑑の素材としてもメジャーになっています。
特徴はとにかく硬いので、荒っぽい使い方をしても印鑑が欠けてしまうということは皆無ですし、朱肉との相性も良いのでとても押しやすいのが特徴です。
さらに、水洗いしても問題が無いので、私も公務員時代は定期的に水洗いしていました。
適度な重さがあるので、自分が起案した文書などに押すときは仕事へのプライドを持って押印していたのを思い出します。
若手男子に特におすすめしたい素材です。
虎目石(タイガーアイ)

転載元:はんこプレミアム
縞模様が虎の目のように見えることから「タイガーアイ」と呼ばれているパワーストーンです。
『すべてを見通す眼』と言われていることから、管理職の方に特におすすめです!
見た目もカッコイイですし、よくある黒水牛などより個性を出すことができます。
他にもパワーストーンとして次のような効果があると考えられています。
流水で流してメンテナンスすることもできますよ。
- 金運
- 仕事運
- 願望の達成
- 自信と実行力を高める
- 苛立ち、恐怖心を除く
青金石/ラピスラズリ

転載元:はんこプレミアム
古代より聖なる石として世界中で愛好されてきた石です。
進むべき道に迷った時などに身につけると良いとも言われており、仕事にもうってつけです。
見た目にもインパクトがありますから、女性の方ならアクセサリーのひとつのように印鑑を使うことができるはずです。
他の人と少し違った印鑑の方が愛着が持てるという人は一度使ってみてください。
ただし、加圧や加熱にはそれほど強くないので管理には注意が必要です。
流水で流すのもNG。
- 金運
- 人格的成長の促進
- 邪気払い
- 洞察力、決断力を養う
- 幸運の象徴
パワーストーン系

転載元:はんこプレミアム
ここまでもパワーストーン系の印鑑素材を紹介しましたが、他にも多くの種類のパワーストーンを使った印鑑が販売されています。
値段も手ごろなものが多く、どこにでもある印鑑と差別化するのにおすすめです。
販売店によって取り扱いには違いがありますが、水晶/クリスタルや紫水晶/アメジスト、黄水晶/シトリンなどが一般的です。
それぞれのパワーストーンの効果・効能を調べてみて、あなたに合ったものを使うというのも良いと思います。
仕事で使う印鑑はネット通販で買うのがおすすめ
少し昔なら印鑑と言えば店頭で買うのが当たり前でしたが、今では印鑑もネット通販で買うのがおすすめです。
一般的に店頭販売よりもネット通販の方が安く、印鑑の素材も多くの種類から選ぶことができるからです。
ちゃんとした印鑑が届くのかという心配も昔ならありましたが、実績のあるネット通販業者がいくつも出てきているので、ネットから購入するデメリットはもうありません。
はんこプレミアム
はんこプレミアムが運営するお手頃価格で印鑑を購入できるサイトです。
印鑑の材質についてもネット通販の中でも多くラインナップされています。
チタンから黒水牛までほとんどの印材から選ぶことができます。
書体も6種類から選ぶことができますから、ネット通販であるデメリットは感じません。
さらに、印影完成イメージを事前にチェックすることができるようになっているのでとても安心感があります。
実際に私も購入してみましたが、メールに送られてくるURLをクリックすると、作成依頼した印影の完成イメージ画像を確認することができました。
はんこプレミアムは安いだけではありません。
- 10年保証付き
- 印影デザインの事前確認
- 手彫り仕上げ
- 多くの印鑑素材
- 6種類の書体から選択可能
- 即日発送対応が可能
平安堂
もう少し個性が欲しいという人にはこの平安堂がおすすめです。
平安堂は、はんこプレミアムよりも高級ですが、和柄や象牙などでオリジナルの素材を使っているのが特徴です。
品質的も高く、象牙系の対象印材にはなんと100年保証が用意されているほどです。