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地方公務員(市役所)試験の作文の書き方 | 論文試験対策

地方公務員(市役所)試験の多くで論文や作文が採用されています。

筆記試験には過去問に対して解説がついているので対策がしやすいですが、論文や作文はというと公表されている過去問を確認することしかできません。

どんなことを書けば良いのか全くわかりませんよね。

「論文なんてあくまでも筆記試験のオマケだから」

なんて思っていませんか?

そんなはずはありません。
公務員試験とくに市役所などの地方公務員の試験では、筆記試験を教養科目のみにしたり、SPIでの受験が可能になったりと、年々筆記試験の重要度は下がってきています。

作文や小論文では、あなたの人物性や公務員としての適性が判断されることになります。

論文や作文についてもサボらずに対策しておきましょう。

ここでは、公務員試験における論文や作文の書き方や考え方のポイントを解説しています。

論文と作文の違い

論文と作文の違い
そもそも、論文と作文は同じように感じるかもしれません。

論文と作文は似て非なるものなんです。
論文と作文の違いを理解していない人は、いくら試験を受けても合格することはできないかもしれません。

  • 論文は客観的に解決へ導くもの
  • 基本的に論文のお題には問題が潜んでいます。
    それを解決するために必要なことを論じていく必要があります。

    「客観性が重要な文章」と言えます。

  • 作文はあなた自身の意見をアピールするもの
  • あなたの理想とする考え方や感想、感情を表現する文章です。

    「主観的な文章」と言えます。

公務員(市役所)試験の論文の書き方

論文は「問題提起」⇒「原因分析」⇒「解決方法の提案」の順に構成するのが基本です。

あなたの個人的な意見は不要

あなたの意見を初めに書いて、そのままあなたの考える問題提起に従って書かれたものは論文ではありません。

お題に関する問題は、社会一般的に明らかになっていることです。

また、問題だけがあるわけではありませんよね。

メリットとデメリットの両方が存在するお題も考えられます。

お題に対するメリットやデメリットを正しく提起するためには、普段から時事やニュースで情報を入手している必要があります。
社会が抱える問題に対して日頃から目を向けているかどうか、お題に対する問題提起は、あなたの知識が問われる部分です。

問題の原因は客観的に分析すること

問題を明確にできたら、次はその問題がなぜ起きているのかを書いていきます。

原因はひとつとは限りません。
複数ある場合は、複数の原因があることを書いたうえで、解決策を提示できる原因を取り上げましょう。

なぜなら、社会問題をあなたがすべて解決することを期待しているわけではないからです。

可能であれば統計であったり、一般的になっている原因など客観的に見て妥当なことが大切です。

原因を仮説する場合であっても、論理的に説明ができなければなりません。
「え?それが原因となぜ言えるの?」と思われるものではなく、「なるほど、それもあり得るね」というものでなければなりません。

ここでは、あなたの客観性と目標を達成するために何が障害になっているのかを分析する力を見られているのです。

社会問題はほとんどの場合がジレンマを抱えている

問題に対する原因を分析してみると、「○○をすると問題は解決するけれど、新たに××に問題が起きてしまう」ということがあります。

ジレンマがあることで最適な解決策というものが見つからないから社会問題化しているわけですよね。

ここで大切なのは、潜在的なジレンマについても理解し、広い視点で物を見ることができているかが大切です。

解決策は論理的に正しい方向のものを提案する

完璧な問題解決策を見つける必要はありません。
(そもそも完璧な解決策を提示できる人はいないです)

問題を提起しその原因を分析して、問題の原因を解消できる方法を論理的に導き出すことが大切なのです。

もっとも大切なことは、あなたが行政職員としてどのように考え、問題を解決していくのかという視野で考えることです。

地方公務員にとって必要な思考で問題解決に至ったのかというところです。
具体的には、特定の人だけを優遇していないか、あなたの考える対策によって被害を受ける人がいないか。

目的を達成するために犠牲になるものは何なのか、デメリットを把握していても実行した方が良い理由など、社会問題のジレンマについての考察を添えたうえであなたが最適と考える解決策を提案しましょう。

公務員(市役所)試験の作文の書き方

論文と違い、あなたの考えや人間性を知るための試験です。

あなたの主観的な意見を書けば良いのです。

でも、「○○だと思いました まる!」みたいなことだけは書かないでくださいね。

せっかくなんですから、あなたがなぜそう思ったのかをエピソードを交えて表現しましょう。
エピソードを交えることで、あなたの気持ちを伝えやすくなりますし、信ぴょう性が増します。

作文はあなたを売り込むチャンス

先ほどもお伝えしましたが、作文はあなたの主観的な意見を述べる場所です。

あなたの人間性や仕事に関する考え方などを伝えることで、「公務員としてあなたが適していること」や「公務員への熱意」などをアピールすることができます。

ただし、アピールすることが目的ではありませんから、良いところばかりを見せようとしないようにしましょう。

あなたは今まですべてにおいて成功してきたわけではありませんよね。
失敗から学んだことも多くあると思います。

失敗から学べることもとても大切なことですし、学んだことはあなたの財産なのです。

ですから、失敗したエピソードも気にせずに書くようにしましょう。(失敗を生かせてない場合はNG)

地方公務員(市役所)試験の論文と作文の書き方まとめ

論文であっても作文であっても忘れてはいけないのは「公務員試験である」ということです。

公務員に必要なことは何なのか、どんなことに配慮しなければならないのかを良く考えて書くようにしましょう。

そして、論文なら「論理的な思考」で、作文なら「エピソードを交えて」というところを意識するだけでとても良いものになると思います。

難しい言葉を並べることは全く必要ありません。(読みにくいだけ)

知っている知識をダラダラと書く必要もありません。(知識よりあなたの考えの方が知りたい)

的を外さない文章を書くだけで、評価の高い文章になりますよ。

どこかにある模範解答を真似て文章を書いても失敗するだけです。
あなたの言葉で伝えるようにしましょう。

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