公務員予備校行く意味ない?いつから行くべき? | 長期・短期

公務員予備校行く意味ない?いつから行くべき?

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公務員を目指す人の多くは公務員予備校または通信講座を受講されると思います。

しかし!

予備校の費用は高額ですから、二の足を踏むのももっともだと思います。

予備校に通うにしても、いつから通うのがベストなのかなど、悩むことも多いです。

独学よりも予備校に通った方が、合格への近道だと言いきれれば簡単なのですが、できるだけお金をかけずに合格したいと考えるのは当然ですよね。

私自身も、会社を退職して公務員を目指すということで貯金を切り崩しながら公務員予備校に通っていた経験がありますから気持ちはよくわかります。

結論からお伝えすると、金銭的な部分を除けば「公務員予備校に行く意味はあります」し、個人的には合格の近道であると思います。

ここからは、私の受験経験から公務員予備校に行く意味や独学との違いについてお伝えしていきます。

目次

公務員試験を独学で合格できる人もいる

公務員試験の試験範囲は広範囲に及ぶため、効率の良い学習が必要になります。

逆に、筆記試験は詰め込み式のため、独学であってもインプットとアウトプットをしっかりとやれば合格できる人も中にはいます。

実際に、私の勤務していた市役所の若い職員に聞いたところ、予備校に行っていなかった人も複数いました。

ひとりでも高いモチベーションを維持しながら、継続して学習できる人であれば独学でも公務員試験に合格できる可能性はありますが、専門科目も必要な試験となるとかなりの範囲を無計画に学習することになり、現実的にはかなり厳しいのが現実です。

また、予備校の費用が高いという理由で独学を選択したとしても、結局はテキストや問題集を購入するとそれなりの金額が必要になります。

つまり、公務員試験は独学での合格も可能だけれど、無駄な学習時間があったりと効率が悪いということです。

公務員予備校に行くべき4つの意味

私が実際に公務員予備校に通って感じた、公務員予備校のメリットをお伝えしています。

簡単に言うと、「独学は超孤独である」ことと、「井の中の蛙になってしまいやすい」という点があります。

もちろん、予備校は通学が必要になりますから、通学時間がデメリットとも言えます。

自宅から通学できる範囲に予備校がないという人は、通信講座を使うことで勉強の効率を上げることをおすすめします。

【行く意味①】効率の良い勉強方法が身につく

予備校で効率の良い学習
当然のことですが、公務員予備校は過去の試験に関する情報を収集・分析しています。

出題傾向から重要度の高いところや、逆にそれほど力を入れなくても良いところも踏まえながら授業が行われます。

合格に近くなるポイントを重点的に学習するなど、効率のよい勉強方法で進めていくことができます。

また、大手予備校であれば日本全国に教室があり、多くの受験生を抱えていますから、地方の市役所などの面接や論文の問題についても取りまとめてくれています。

独学のように、無駄な学習時間を減らすことができます。

【行く意味②】学習のスケジュール管理を任せられる

学習スケジュールの管理
公務員試験の出題範囲はとても広いことはお伝えしてきました。

合格するためにはどれだけの勉強が必要で、どの科目に多くの時間を使うべきか独学では判断が難しいですよね。

公務員試験はインプットとアウトプットの繰り返しですが、無計画に学習を進めても力が付かずに、ひたすらテキストを読んでいる人も多くいます。

私も教養試験のみの試験を超短期間で目指したことがありますが、とにかく時間がありません。

予備校の授業カリキュラムに沿って、授業を受けて復習し、過去問でアウトプットするというサイクルができていたからこそ、学習に集中できたのだと感じています。

公務員予備校に通えば、無理のない計画的な学習スケジューリングで進めることができるのです。

【行く意味③】生徒同士の情報交換ができる

予備校内で情報交換
個人的には情報交換できることが、公務員予備校に行く意味の中で一番大きかったと感じています。

予備校に入ったとき、私は社会人でしたので他の生徒さんと交流する機会なんてないと決めつけていました。

しかし、講師の方の工夫で、他の受講生と話すような進行をされたことをきっかけに、他の受講生とお話する機会が増えました。

予備校で情報交換するメリット
  • 学習の進捗状況の確認ができる
  • 客観的な学力の判断ができる
  • お互いに教えあうことができる
  • 受験情報を入手することができる

同じ目標を持つ人が、どのくらい勉強時間を費やしているのか、どんな科目を得意としている人が多いのかなどを知ることができました。

また、理系・文系によっても得意科目が違いましたから、お互いに教えあったりすることができましたし、勉強方法の情報交換をすることで効率を上げることができました。

他にも、公務員試験は情報戦でもありますから、何気ない会話の中で試験情報だったり、大学の先輩だったりのエピソードを聞くことができました。

もちろん予備校の講師に相談することもできますが、疑問が出てきてから質問することになりますから、疑問にも思っていなかったことには気づきもできませんが、世間話の中で知りたいことを知ることができたのは大きかったです。

私は良い友人と出会えて恵まれていたのかもしれませんが、本当に切磋琢磨という感じで公務員試験に取り組むことができました。

【行く意味④】モチベーションを維持しやすい

モチベーション維持
あなたの性格にもよりますが、1年~2年もひとりで黙々と勉強することができますか?

サボり癖のある私には、ひとりでの学習は無理でした。

公務員予備校では、自習室が用意されていたり、進路相談などをすることができますから、やる気を失ったときでも刺激を受けることができます。

自宅でサボりそうになっても、自習室に来れば同じ目標を持った人たちがどれくらいの努力をしているのか間近で見ることができます。

先にもお伝えしたように、他の受講生と交流していれば、自習室で会うことも多いでしょう。

ひとりでコツコツと継続して勉強するのが苦手な人は、公務員予備校に行くべき人です!

長い学習期間ですから、モチベーション維持は最も重要なポイントになりますよ

【行く意味⑤】面接や論文などの2次試験対策ができる

2次試験対策
公務員試験では、まず筆記試験に合格する必要があるため、筆記試験のことだけを考えがちです。

無事筆記試験に合格したら、次は面接や論文などの2次試験が控えています。

私も、詰め込み学習ばかりして面接対策を全くしなかったばかりに、最終合格を逃してしまって1年間公務員浪人を経験しました。

最近の公務員試験では、2次試験の重要性が高まっていると言われていて、実際に私が勤務していた市役所の人事担当も面接などの重要性について言及していました。

市役所などの地方公務員では、それぞれの官庁によって2次試験の特徴が違いますから、試験勉強をしながら2次試験の内容や対策をしていくことはとても大変なことです。

大手予備校なら、全国に教室をもっていますから、これまでの2次試験情報を膨大に持っています。

今まで全国で取り上げられた事象などを分析して、面接や論文対策を行ってくれます。

公務員予備校おすすめ6選」でも紹介していますが、中には面接対策の回数を無制限としている予備校などもあるため安心できます。

デメリットもあるが独学よりは効果的

もちろん、公務員予備校にもデメリットはあります。

  1. 費用がかかる
  2. 通学する必要がある

などが挙げられます。

確かに公務員予備校は高額で、一般的に20万~40万程度の費用が必要です。

通うことによるメリットがあるのか、費用対効果が心配になりますよね。

しかし、私の経験から言えば、高額であっても合格さえしてしまえば大きな出費ではないと考えています。

それよりも、むしろ行くべきかどうか迷っている時間がもったいないです。

なぜなら、ここまでお伝えしたように公務員予備校には行く意味はあるからです。

もしかすると、過剰な出費になってしまう可能性はあるものの、独学よりは合格する可能性を高めることができるからですね。

私の場合は、会社を退職して背水の陣で挑んでいたこともあって、合格の可能性を少しでも上げるしかなかったのです。

もし、あなたに時間的な余裕があって、不合格になっても来年また受けてみようと考えているのなら、予備校は必ずしも必要ではないかもしれません。

また、通学についてのデメリットですが、確かに通学時間がもったいないとも考えることができますが、先ほどお伝えしたように自習室などを利用したり、自宅で勉強できない人にとっては、通学はメリットにもなります。

地方にお住まいの方で、残念ながら近くに予備校がないという場合は、Web動画で講義を受講できる通信講座もありますから、そちらの利用をすることで通学の必要はなくなりますし、通学生と同じく質問や2次試験対策を受けることもできますよ。

いつから通えばよい?

公務員予備校には、行くべき意味があるということをお伝えしてきましたが、「予備校にはいつから通う」のが良いのか気になりますよね。

結論からお伝えすると、予備校へ行くのは早ければ早いほど良いと言えます。

何度もいいますが、公務員試験はインプットとアウトプットの繰り返しです。

繰り返しできる回数が多ければ多いほど力がつくからです。

大手予備校では、志望する官庁や職種、試験範囲によって用意されているコースは違います。

それぞれ見ていきましょう。

地方上級以上など専門科目もある場合は1年以上は必要

国家総合や国家一般、地方上級と呼ばれる都道府県庁や政令市などの試験では、教養試験に加えて専門試験が必要になってきます。

他にも、市役所であっても専門試験が必要なところも多くあります。

教養試験に専門試験が追加されることで、試験範囲は膨大に膨れ上がります。

試験範囲が増えるということは、単に学習する時間も必要になるというだけでなく、インプットした知識を維持・定着させるにもとても時間を使うんですよね。

国家公務員や地方公務員で、専願先はあるものの、併願先としていろんな官庁を受験するという方は、専門試験についても学習すべきだと思います。

一般的な大手予備校では、「1.5年や2年」のコースが用意されていることが多いです。

しかし、入学時期によってはこれらのコースのカリキュラムを早巻きで消化ていかなければならなくなりますから、無理のない学習ペースということを考えると、最低でも1年の時間は必要だと思います。

地方上級・国家一般コースの例
  • :スペシャルコース
  • :公務員1.5年合格コース
  • 東京アカデミー

教養試験だけなら2,3ヵ月も不可能ではない

一部市役所や警察官・消防官など、教養試験のみで受験することが可能な官庁もあります。

また、地方初級(高卒程度)などであれば都道府県庁や政令市でも教養試験のみで受験可能なこともあります。

しっかりと学習時間がとれるのであれば90日でも合格は可能です。

私は実際に、会社に勤めながら90日コースに入り、途中で会社を退職して学習時間を作りました。

結果としては90日コースでも複数の自治体の筆記試験に合格することができましたよ。

「頭が良いだけじゃない?」とか「一流大学卒なんじゃないの?」などと思われるかもしれませんが、私は「三流私立大学卒」です。

私だけでなく、同じ90日コースに通っていた方もどこかの筆記試験には合格していましたから特別なことはありません。

思いつきで公務員試験を受けたような人間でしたから、予備校の学習計画などの支援がなければ合格はできなかったと思っています。

教養試験のみコースの例
  • 東京アカデミー
  • :教養型市役所合格(春受験)コース
  • :警察・消防官コンパクトコース
  • :市役所教養コース

まとめ

公務員試験を独学で合格できる方は確かにいます。

ただし、公務員予備校に通うことで独学よりも合格する可能性を高めることができます。

また、単に費用だけにこだわって予備校を避けている場合、独学であってもテキスト代や過去問代で数万円は必要になってきます。

予備校や通信講座であればテキストも過去問も入っていますから、そう考えると高額ではないかもしれませんね。

公務員予備校に少しでも興味を持たれたのなら、まずは気になる予備校資料を無料請求してみてください。

年度や入学時期によって用意されているコースの種類や値段が違いますから、必ず公式サイトや資料を請求して最新の情報を確認するようにしてくださいね。

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